「Hello, World!」を作ってみよう!

「Hello, World!」とは、プログラム初心者にプログラミング言語を紹介するために使われます。
また、「Hello, World!」はプログラミング言語が正しくインストールされている状態の確認、およびプログラミング言語を理解するための健全性テスト (Sanity Test)に使用されるものです。

※多くのプログラミング言語入門書がこのプログラムを最初の例として挙げているため、多くの初心者がこのプログラムを最初に書くことになる。「Hello, World!」を直訳すると、「こんにちは、世界!」となる。「こんにちはこんにちは!!」と訳す人もいる。
Hello Worldは、ブライアン・カーニハンとデニス・リッチーによるC言語解説書「プログラミング言語C」(通称K&R)に由来すると言われている。出力する文言は別に何でも良いのだが、K&Rの伝統に則り、「Hello, World!」と出力する例が多いようだ(ただし、K&Rでは「hello, world」と全て小文字で感嘆符が無いものを出力している)。

COBOLで書くと

000001 IDENTIFICATION DIVISION.
000002 PROGRAM-ID. hello.
000003 PROCEDURE DIVISION.
000004 DISPLAY “Hello, world!”.
000005 STOP RUN.

と、こんな感じになります。

こんなに簡単ではないですが、この「Hello, World!」を、
Microfocus Visual COBOL と、トリプル・アイで作ってみましょう!

トリプル・アイで、画面を作る

トリプル・アイを起動させて、メニューバーの「フィールド」 → 「定義:入出力フィールド」 を開きます。

「入出力フィールド定義」で、名称:hellow、文字数:13 と入力し(その他の項目は規定値のまま) 、F1=決定終了を押します。

↓のようになります。

※「Shift」+「F1」で、フィールド名を表示させて確認することも出来ます。 

COBOLのソースコードを書く

テキストエディタ(↓は、Mifes)で、ソースコードを作成します。

DISPLAY ” ” は、トリプル・アイの命令です。

DISPLAY “screen|HELLOW.SCR|”.  →  トリプル・アイの画面 HELLOW.SCR を開く。

DISPLAY “put|HELLOW|” GA-HELLOW. → フィールド “HELLOW” に、ワークエリア “GA-HELLOW” の内容を表示します。

HELLOW.CBL をコンパイルします。

チェック終了 : エラーはありません- コード生成を開始します

となったら、コンパイルは完了です。

「Hello, World!」を実行してみる

少しだけ遊んでみる

まとめ