AAA904 トリプル・アイで、画面を作成しよう

トリプル・アイで、画面を作成します。

画面の下準備(背景色とか)

トリプル・アイを起動したら、メニューより、画面属性 → ウォンドウ背景色の選択 で背景色を決めます。

背景はお好みですが、今回は、灰色の 7C を選びます。

固定文字を書く

メニューより、文字前景色の選択 で固定文字の色を決めます。
(文字色は、あとからでも変更出来ます。)

今回は、14 を選びます。

そのまま文字列を入力するだけで、固定文字が書けます

引き続き、すべての固定文字を入力します。(もちろん、あとからも追加可能ですし、色の変更も可能です。)

フィールドを設定する

フィールドを設定です。フィールドは、入力した内容をデータベースへ転送したり、データベースを読み込んだ内容や計算結果などを表示するところなので、非常に重要です。

フィールドを作成したい箇所で、フィールド → 定義:入出力フィールド を選択すると、入出力フィールド定義 ウィンドウが開きます。

下のように設定していきます。

項目名 設定値 備考
名称 TC1 フィールドの名称です
コード h フィールドをグループで操作したいときに使います
文字数 4 フィールドの文字数
Y座標 3
X座標 42
表示形式 R 表示形式(Rは数値)
カンマ編集 N カンマ編集(Y:する、N:しない)
ゼロサプレス B ゼロサプレス(B:0は表示しない)
文字前景色 70 70:白
背景色 00 00:透過
入力許可 Y N に設定すると表示専用フィールドになります
入力必須 N Y に設定すると、空で飛ばせなくなります
全桁入力 N Y に設定すると全桁入ると自動的に次のフィールドへ飛びます
少数桁数 0
入力LOCK N input/nextv で止まらなくなります
下限値 未使用:COBOL内でコントロールします
上限値 未使用:COBOL内でコントロールします
文字集合・飛び先 未使用:COBOL内でコントロールします

設定が完了したら、F1 を押して、決定終了します。

装飾する(罫線とか)

固定文字、入力フィールドの設定がすべて完了すると下のようになります。
これだけでもプログラムは動きますが、見栄えが悪いので、罫線(枠線)を引いていきます。

メニューより、罫線と選択項目 → 罫線と選択項目の属性設定 を選択します。

罫線と選択項目の属性設定ウィンドウがでたら、下のように設定します。(設定が完了したら F1 で決定終了します。)

罫線は、
1. 始点にカーソルを置いて、Ctrl+KG
2. 終点にカーソルを置いて、Ctrl+KE
で、引くことが出来ます。(罫線と選択項目の属性設定で、描く図形を四角形としています。)

※ちなみに、罫線は設定により、さまざまなデザインで引くことができますので、お好みで設定してみてください。

完成したら保存する

メニューバーより、ファイル → 名前をつけて保存 で、保存します。
拡張子は、.SCR となります。

まとめ

以上で、トリプル・アイの画面ファイルが完成です。
このあと、COBOLの中で、画面をコントロールして、入力したデータを取り込んだり、計算結果や、データベースから読み込んだりした値をフィールドに表示したりしていきます。