トリプル・アイで、画面を作成します。
画面の下準備(背景色とか)
トリプル・アイを起動したら、メニューより、画面属性 → ウォンドウ背景色の選択 で背景色を決めます。
背景はお好みですが、今回は、灰色の 7C を選びます。
固定文字を書く
メニューより、文字前景色の選択 で固定文字の色を決めます。
(文字色は、あとからでも変更出来ます。)
今回は、14 を選びます。
そのまま文字列を入力するだけで、固定文字が書けます
引き続き、すべての固定文字を入力します。(もちろん、あとからも追加可能ですし、色の変更も可能です。)
フィールドを設定する
フィールドを設定です。フィールドは、入力した内容をデータベースへ転送したり、データベースを読み込んだ内容や計算結果などを表示するところなので、非常に重要です。
フィールドを作成したい箇所で、フィールド → 定義:入出力フィールド を選択すると、入出力フィールド定義 ウィンドウが開きます。
下のように設定していきます。
項目名 | 設定値 | 備考 |
名称 | TC1 | フィールドの名称です |
コード | h | フィールドをグループで操作したいときに使います |
文字数 | 4 | フィールドの文字数 |
Y座標 | 3 | |
X座標 | 42 | |
表示形式 | R | 表示形式(Rは数値) |
カンマ編集 | N | カンマ編集(Y:する、N:しない) |
ゼロサプレス | B | ゼロサプレス(B:0は表示しない) |
文字前景色 | 70 | 70:白 |
背景色 | 00 | 00:透過 |
入力許可 | Y | N に設定すると表示専用フィールドになります |
入力必須 | N | Y に設定すると、空で飛ばせなくなります |
全桁入力 | N | Y に設定すると全桁入ると自動的に次のフィールドへ飛びます |
少数桁数 | 0 | |
入力LOCK | N | input/nextv で止まらなくなります |
下限値 | 未使用:COBOL内でコントロールします | |
上限値 | 未使用:COBOL内でコントロールします | |
文字集合・飛び先 | 未使用:COBOL内でコントロールします |
設定が完了したら、F1 を押して、決定終了します。
装飾する(罫線とか)
固定文字、入力フィールドの設定がすべて完了すると下のようになります。
これだけでもプログラムは動きますが、見栄えが悪いので、罫線(枠線)を引いていきます。
メニューより、罫線と選択項目 → 罫線と選択項目の属性設定 を選択します。
罫線と選択項目の属性設定ウィンドウがでたら、下のように設定します。(設定が完了したら F1 で決定終了します。)
罫線は、
1. 始点にカーソルを置いて、Ctrl+KG
2. 終点にカーソルを置いて、Ctrl+KE
で、引くことが出来ます。(罫線と選択項目の属性設定で、描く図形を四角形としています。)
※ちなみに、罫線は設定により、さまざまなデザインで引くことができますので、お好みで設定してみてください。
完成したら保存する
メニューバーより、ファイル → 名前をつけて保存 で、保存します。
拡張子は、.SCR となります。
まとめ
以上で、トリプル・アイの画面ファイルが完成です。
このあと、COBOLの中で、画面をコントロールして、入力したデータを取り込んだり、計算結果や、データベースから読み込んだりした値をフィールドに表示したりしていきます。